今年のゴールデンウイークは10連休ということで、株式市場は思惑が入り乱れています。
こんなことはそうそうない事なので記念に書いておこうかとw
市況環境、需給、株価の状況って感じで進めます。
市況環境
現在、市場メンタルに影響を及ぼしている世界情勢を見てみると、
- 米中貿易摩擦
- 米国金利政策
- 中国経済成長
- ブレグジット問題
- 北朝鮮問題
国内情勢は、
- 消費増税(10月)
- オリンピック特需の終焉
- 参議院選挙
- 衆議院選挙の解散総選挙思惑
といったところでしょうか。
ゴールデンウィーク中にどうこうするような問題は少ないのかな。。。
需給
まずは裁定取引の状況を。
ネットで見るとアベノミクス相場以降の最低域を横這いしています。
明らかにリスクオフされた状態という事ですね。
次に信用残を見てみます。
アベノミクス相場においては、信用倍率、買い残高共に最低レベル。
日経平均株価が低迷していた時期も併せてみてみると、
最低ラインとは言えないまでも過熱感の無い状況。
これもリスクオフされていると言っていいのかな。
特に個人で言えば、資金を抜いている人が多いということは容易に想像がつきますね。
懸念材料
一つだけ懸念材料としてはドル円の推移です。
これは大口投機玉のグラフですが、見ての通り売りがリスクオンの状態でネット枚数も中間地点。
これから売り買いのどちらに傾くかは50/50の状況ってことです。
ゴールデンウイークを前にした需給の状況
ひとまず、買い手が控えているので大きな売り圧は無しと見ています。
これからGWまでの間に大きな下落がきたら買い向かう絶好のチャンスかと。
ただし、ドル円が崩れると外需銘柄が崩れるので国内市場は荒れるかもしれないです。。。
株価の状況
現在の株価は、
- 個別物色
- 2極化
- セクター買い
です。
たけぞうさん(@noatake1127)の画像を拝借して、、、
これを見たら、市場は個別に選別しているのが明確ですよね。
消費増税を控えて、内需株の買い手不足は当然のことかと思うので、これは自然の流れ。
短期資金も行き場に困っているようで、結局はIPO・バイオ・ゲームなどの値動きが軽いセクターに集まっています。
ではではこの3セクターについて。
IPO
今のところ大きな値動きが見られない直近IPOなので、ゴールデンウイーク明けは注目したいところ。
出来高変化が相場つきの変化になることが多いので、出来高ステージが変わった銘柄は特に強監視。
IPOは資金の流出入時のチャートが分かり易いので、時を見計らってトレードするのが鉄則です。出来高急増と大陽線。
バイオ
バイオのチャートは日足(3か月)と週足(1年)を見てみます。
まずは再生医療領域。
次は核酸(遺伝子)医薬。
最後に抗体・ペプチド医薬。
見れば簡単。
出来高変化のあとにトレンド転換、週足の中期線が上向きの銘柄は中長期トレンド入りしているという事。
こういった銘柄はトレンドフォローの押し目買い、差し込み買い、オーバーシュート買いで勝負。
ゲーム
個人に人気のセクターで、今年も「大相場の予感」みたいになってますが、2017年のような相場にはならないはずです。
僕的にはあと2-3年後かな、と思ってます。
とは言え、2-3倍なら有り得るところなので資金が入っているかどうかを見るために週足を見てみます。
見ての通り、強い買いの入っている銘柄は少なく、週足の中期トレンドは下向きが多いのが現状。
という事で、僕的にはトレンドフォローは難しいと考えている状況です。
なので、これからの可能性で言えば、
アエリア、サイバーステップ、ドリコム、enish、ビーマップ
辺りは強く監視していきたい銘柄。時間軸は不明です。
あくまでも運転手次第ということで。。。
まとめ
ということで、ゴールデンウイークを挟んだこの時期なので、相場観と株価について書き留めておきました。
まとめます。
- 市況概況は大きな変化は起こりにくい
- ただし、ドル円の動きには注意
- 裁定残、信用残はリスクオフの状況が続く
- GWまでに急落があったら買い向かいたい
- IPOは資金の流出入が分かり易いので、トレードにメリハリを
- バイオは中長期トレンドが反転済の銘柄が多い
- ゲーセクの大相場は時期尚早、狙うなら短期値幅取り
ということで、皆さん良い休暇を(^^)/
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