Twitter株トレード法(1)ー活用法次第で収益は変わるー

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このブログを読んでいただいている方はTwitterを利用している方がほとんどじゃないかと思うんですが、敢えて、Twitterを利用して株トレードをするという事について紹介したいと思います。

何せ、このサイトのサブタイトルは「今どきの株トレード」なので、Twitter抜きでは語れないということです 笑。

 

まだTwitterの株クラスタに参加してない方は、1秒でも早くアカウントを作った方が良いですよ。これホント。

 

「Twitterの使い方なんて人それぞれ、好きなようにやればいいでしょ!」なんてことは重々承知で、

”せっかく使うなら利益を上げることを目的に”という観点で、”Twitterの活用方法”を書いていきたいな、と思います。

今回はTwitter投資の大局的なところ。

最終的にTwitterを株トレードに”どのように”活用するかは自分次第なので、読み終わったら頭の中を整理してみると良いかもですね。

株トレード事情

まずは概況として日経平均株価の月足20年チャート(2018年4月)を見てください。

日経平均株価月足20年のチャート

日本の株式市場は2008年のリーマンショックを底に2013年1月まで底値圏のレンジ相場、以降は安倍政権(アベノミクス)スタートで上昇トレンドで今日に至ってます。

「すごい高値付近じゃん!!」って思うかもしれないですが、そうではないですからね。

 

アベノミクスによる経済成長があってファンダメンタルの下支えでここまで回復しているので、現在株価の位置は割高でもなんでもありません。

アベノミクスがスタートする前(2012年末)の日経平均PERはおよそ17倍、現在(2018年4月末)はおよそ13倍で推移。

1株当り利益(EPS)に裏付けされた日経平均株価ってことです。

 

ただ、頭の中に入れておかなければいけないのは「経済は循環する。」というコト。

株は”波動”を繰り返すので常にそれは頭に入れておかないとです。

 

次にトレード環境。

2010年に東証が次世代売買システム「アローヘッド」を導入し、それ以降、現在の株式市場は超高速取引でいっぱいです。

「アルゴリズム高速取引」ですね。

要は「短時間の株価変動が大きくなった」ということ。

(時間の)短い資金が流入しやすくなって、非常に短期間の相場が増えました。

短期相場のentryが遅れた、exitが遅れただけで損益に雲泥の差が出てくるんです。

 

まとめると、

地合い変動の変化、個別銘柄の急な株価の変化に気づくことが現在の株トレードにとっては超重要。

ということ。

特に、慎重な地合いの時は資金の流出入が早いので咄嗟の判断を強いられる時が多いですよね。

なので、相場の生きた情報をリアルタイムで発信し合っているTwitterは現代の株トレードに欠かせないツールなんです。

Twitterの活用方法

まずはTwitter利用の目的は百人百様ですが、

各人のTwitterの目的を頭に入れながら”自分はTwitterをどう活用するか”を考えるのがスタートです。

・コミュニティの場として(Twitter本来の利用価値)
・銘柄情報を発信・受信するため
・市況情報を発信・受信するため
・相場観を発信・受信するため

と、株クラスタなのでこんな感じがTwitterの利用目的の大半だと思います。

その中でも需要供給共に多いのが”銘柄情報”に関するツイート。かと。

ここで、

銘柄ツイートを発信しているアカウントのトレードスタイルを把握する。※スタイルの分類を”Twitter株トレード法(2)”で書こうと思ってます。

これが一番大事になってきます。

超絶に重要!!

Twitter銘柄(ザラ場編)

では、Twitterで銘柄を選ぶ時の目線です。

Twitterでの優位性は”相場の生きた情報をリアルタイムで発信し合っている”って先ほど書きましたが、”ザラ場ツイート”はお宝の宝庫になっています。

”今”資金が向かっている銘柄を教えてくれるわけだから、上手く乗りこなせば当然利益が出ます。

ただ、これが難易度高いんですよね 笑。

 

ここで思い出してください!

トレードスタイルがすべての基本”で書いた通り、銘柄選定に必要な要素は

時間軸とボラティリティ

ですよね。

ここで確認。

今、自分が実戦しているトレードスタイルがそれらの銘柄群の時間軸とあっているか、形成しているチャートのモメンタム(勢い)とあっているかどうか。

 

自分のトレードスタイルにあった優良銘柄を呟いているアカウントをフォローしなければ、ミスマッチが起こります。

例えば、僕がTwitterで呟く銘柄は”底値圏、押し目圏、ブレイクアウト”がほとんどで、”今をときめく”銘柄はほとんど呟きません。

多くは「大口が参加している倍々銘柄の初動」なので、時間軸は1週間~3か月っていうのが多いかな。。。

なので、デイトレ目的で銘柄情報を収集したい方には向かないアカウントなので、そこんところ悪しからずです。はい。

 

ということで、これだけは知っておきましょう。

Twitterを利用しているからこその優位性は”デイトレード~短期”にある。

ってこと。

逆に言えば、Twitterのタイムラインには”煽り銘柄”と揶揄される銘柄がズラッと並ぶわけですが、

これって今どき(リアルタイムの情報を得られる時代)の資金流出入のトレンドなので自然なことなんですよね。

なので、”短期で利益の獲得を期待する”のであれば、そういった銘柄をいかに攻略するかを研究するしかないということです。。。

 

そういった銘柄で損失を出しても、それは自分のスタイルに合っていなかったかentry・exitのトレード計画に失敗したかのいずれか。

失敗を検証して次に活かすのみ。

他責にしてたら、気付けることも気付けずに終わっちゃいますので。

Twitter銘柄(引け後編)

引け後は引け後で、丁寧に銘柄分析をしてくれたツイートが目白押し。

決算やIRを一つ一つ紐解くのはかなりの難儀なので、非常に効率的・効果的な情報収集です。

いわゆる”スイングトレード”向き。

 

なので、デイトレに参加しない方は引け後に銘柄分析のツイートを発信している方をフォローするとマッチする可能性が高いです。

もちろん、ザラ場・引け後を通して銘柄を発信してくれる方もたくさんいるので、その場合は銘柄ごとに時間軸とボラティリティを確認しなくちゃいけません。

 

ってことで、Twitterを利用した投資法をまとめます。

Twitter株トレード法(まとめ)

  1. 自分がTwitterを利用する目的を明確にする
    コミュニティなのか、情報収集なのか
  2. フォローする総人数は”有意義な情報が下に埋もれない”数
    コミュニティも併せて目的としている人は別にトレード専用アカウントを作成
  3. フォローするアカウント
    ①相場に影響力のある有名アカウント
    ②自分のトレードスタイル(時間軸・ボラ)に合ったアカウント
  4. トレードに活用する場合の銘柄選定の判断基準を明確に持つ
  5. トレードするentry・exitの判断基準を明確に持つ
  6. 以上が決まったら迷わずトレードする。
    デイトレの場合は反射神経が重要。

と、こんな感じです。

最終的にトレードは、どれだけ実戦を積んだかによってスキルがアップしていきます。

本で勉強したってうまくならないし、ましてやこんなブログに目を通しただけでは利益は出ません(自爆)。

実戦を繰り返すための前準備として参考になればな、と思います。

 

次回はTwitterアカウントのトレードスタイルを分類する予定です!

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